2013年11月16日土曜日

水の中で呼吸をする美しい山女魚を見つめながら・・・

朝五時、首都高五号線の山手通りトンネルを通過する。
いつもはハイライトでレーザービームとなっているが、
この時間帯は静かだ。新宿都庁前の分岐で、4号線に乗り換える。
中央道は、静かだ。よって、予定時間より前に、目的地についた。
辺りはまだ、暗い。ちょっと目新しい印象の幻影の様であった。
湿った草の匂いがする霧が立ち込めていた。
ウェーダーを履く。ブーツに紐を通す。ベストを着る。
そして、竿に糸を通す。擬餌餌をつける。いつもの所作だ。
日の出はまだだ。それでもいつもの大岩の沈みに立つ。
暗黒の中に立ち。感覚だけで、大岩の前をぴったりトレース
するようにキャストしてから、メンディングする。最初のキャストであった。
竿先がぶるぶるふるえた。ほんの軽くスナップをきかせただけだった。
小さくで美しい文様の山女魚だった。水の中でゆったりと落ち着いた山女魚を
見つめ続けていた。
まだ、このときは、しらなかったのだよ。これから始まる虹鱒の連続を

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