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2014年3月1日土曜日

2014渓流解禁

朝起きると、リビング越しの風景は真っ白の雪景色だった。そう、東京はこれまでにない大雪だった。
時計の針は7時を指していた。まだだれも起きてない。
だれも居ないキッチンで、今日のコーヒー豆を選択するこの時間がたまらなく心地よい。
3種類から一つを選択した。ゆっくり湯を落とす。なにも考えないこの時間を楽しむ。
さて、渓流解禁の話でもするか。本日解禁を迎える渓流が多くの人でにぎわっているだろう。
昨年9月最後の渓流釣行で出会うことができた虹鱒。手始めにこの渓流魚に出会いに行こうと思う。
少しだけ下流に下った淵にじっとしていると思う。きっと、大きく育っているに違いない。
フックを新しくして備えるとしようか。ラインを6ldを選択した。
なじませるために、少し前にラインは巻き終えていた。
楽しみだ。

2014年1月11日土曜日

虹鱒とロケットスタート

結局、釣れる虹鱒のサイズはどれも同じだった、パワーも。それとルアーは反応する地合。 あとは、これまで反応があった地形、水深、水流、水量と似ている場所を攻めていった。 最後にこれまでで一番パワーがある虹鱒を掛けた。体高もあり筋肉質だ。 太陽に焼けた茶褐色の肌が印象的だった。 最後は、ゆっくりファインダー越しにその黒斑を眺めていた。 すると、勢い良く住処に逃げていってしまった。 まさに一瞬の出来事だった。ロケットスタート。 まぁ、良いか。そんな事を思い道具を片付け帰路に着いた。

2013年12月31日火曜日

虹鱒をしっかりあわせる

手首から 上腕二頭筋までに力を加え大きく合わせる。 ファーストテーパーの竿先が奇麗なベントカーブしてくれた。 あとは、ゆっくりランディングネットまで近づくのを待つだけだ。 しかし、油断してはならない。底岩に糸が擦れて切れることがあるためだ。 近づいてくると、虹鱒だと分かった。 ここで、また、油断してはならない。ランディングネットに入れる直前に暴れて 針からぽろっと外れることがあるためだ。 無事にネットに入れることが出来た。 斑点は多く、優しい顔をした虹鱒だった。 すぐに、リリースするとそっと、瀬に泳いでいった。 さらに、ルアーをキャストするとまた、竿先にしびれが伝わった。

2013年12月14日土曜日

虹鱒の逃がし方

虹鱒は力強い魚であるが、逃がす場合はジャボンと両手で投げるような事は決してしてはならない。
両手で頭と腹を支える。頭を上流に向けてゆっくり水に馴染むまで待つ。そっと見えなくなってしまった。
それから次の瀬に移動した。流れが絞り込まれた後のひらきである。
流芯は程よい流れを確認できるが、脇はたまりとなっている。
まず、たまり奥にルアーをキャストしてクロスにトレースした。
たまりから流芯に切り替わる際に神経を集中した。竿先がドクンッとなることはなかった。
いつものパターンなのだが、、、
もう少し、角度、深度、距離に変化を加えながら、探ってみたが、水面がザワツクことはなかった。
岩陰に身を潜め、クロスからダウンにスイッチした。ルアーを流れにのせる。
目的にストラクチャーに到達したイメージ通りだ。
ハンドルの回転はデットスローで決めた。これ以上ない止まっても良い速度で、
ストラクチャーから5cm離れた所だろうか、竿先にしびれが伝わった。

2013年12月6日金曜日

虹鱒と珈琲

これから、下流に下ると3つの大きなベントがある。
その3つのベントで、3匹の虹鱒を釣ることが出来た。
大物とは言い難いが、全て同じプレゼンテーションで反応を示したので、
非常に愉快だった。ベントの内側の浅瀬から外側の水深がある淵に、フローティングミノーを
キャストする。少し流れに馴染ませる。立ち位置から対角線に一番長くプレゼンテーション出来るように。
リップが底の岩に接触しているのが、手元まで伝わる。その時、少し、ステイさせる。
そこで、ルアーがひったくられる、という構図だ。
流れもあるので、このサイズにしては力強く感じた。

時計の針は9時を過ぎていた。上を仰ぐと太陽の光が眩しかった。
さっきまで、暗黒の薄白霧に包まれていたのに。

ザックからシングルバーナー、バネット、フィルターを取り出した。
先程、山峰から汲んでおいた透き通った天然水をポットに入れ、火をつける。
沸騰するまでの間に、15g粗挽きの珈琲豆を用意した。
ボコボコと沸騰した。僕は熱湯をにゆっくり注いだ。珈琲豆がふっくらとした。
豆の山がへっこんだ後、湯をまた注ぐ。深入りの珈琲を飲みながら、その虹鱒のことを考えていた。

2013年11月24日日曜日

虹鱒はとんだか

それから釣り下る事にした。まず一番初めに訪れる。三角波が立つガンガン瀬。
ここであまり良い思いでがない。水量も豊富で、底には渓流魚にとって好都合が
岩が点在しているのだが。いつものように反応がない。最後に、ディープダイバー
を糸に結ぶ。丁寧にトレースする。岩をすり抜けているののが確認できた。
そのとき、一瞬竿先が変化したのを見逃さなかった。合わせる。のった。
強い。さっきと違う強さだ。ジャンプした。とっさに竿先を寝かせ。逃げたか。
まだ。いる。

ちょうど一ヶ月前、真夏日の炎天下。最上流部のローウォーター地区。
足首ほどしかないランが続く。一箇所何気ない溜まり。そこに、フローティングミノー
をキャストする。何者かが、ひったくった。ジャンプした。もう一度ジャンプした。
外れてしまった。しばし呆然とした記憶。

渓流魚はまだ、力を残している。すこし下流に異動し、緩やかなランでたぐり寄せること
にした。ランディングネットに収まった。強く綺麗な虹鱒だった。