2013年11月24日日曜日

虹鱒はとんだか

それから釣り下る事にした。まず一番初めに訪れる。三角波が立つガンガン瀬。
ここであまり良い思いでがない。水量も豊富で、底には渓流魚にとって好都合が
岩が点在しているのだが。いつものように反応がない。最後に、ディープダイバー
を糸に結ぶ。丁寧にトレースする。岩をすり抜けているののが確認できた。
そのとき、一瞬竿先が変化したのを見逃さなかった。合わせる。のった。
強い。さっきと違う強さだ。ジャンプした。とっさに竿先を寝かせ。逃げたか。
まだ。いる。

ちょうど一ヶ月前、真夏日の炎天下。最上流部のローウォーター地区。
足首ほどしかないランが続く。一箇所何気ない溜まり。そこに、フローティングミノー
をキャストする。何者かが、ひったくった。ジャンプした。もう一度ジャンプした。
外れてしまった。しばし呆然とした記憶。

渓流魚はまだ、力を残している。すこし下流に異動し、緩やかなランでたぐり寄せること
にした。ランディングネットに収まった。強く綺麗な虹鱒だった。

2013年11月16日土曜日

水の中で呼吸をする美しい山女魚を見つめながら・・・

朝五時、首都高五号線の山手通りトンネルを通過する。
いつもはハイライトでレーザービームとなっているが、
この時間帯は静かだ。新宿都庁前の分岐で、4号線に乗り換える。
中央道は、静かだ。よって、予定時間より前に、目的地についた。
辺りはまだ、暗い。ちょっと目新しい印象の幻影の様であった。
湿った草の匂いがする霧が立ち込めていた。
ウェーダーを履く。ブーツに紐を通す。ベストを着る。
そして、竿に糸を通す。擬餌餌をつける。いつもの所作だ。
日の出はまだだ。それでもいつもの大岩の沈みに立つ。
暗黒の中に立ち。感覚だけで、大岩の前をぴったりトレース
するようにキャストしてから、メンディングする。最初のキャストであった。
竿先がぶるぶるふるえた。ほんの軽くスナップをきかせただけだった。
小さくで美しい文様の山女魚だった。水の中でゆったりと落ち着いた山女魚を
見つめ続けていた。
まだ、このときは、しらなかったのだよ。これから始まる虹鱒の連続を

2013年11月12日火曜日

渓流魚で、最も美しいのは山女魚だろうか。

渓流魚で、最も美しいのはブルックトラウトだろうか。

配色は緑色から茶色である。浅い陰影を持つ虫喰い状の大理石模様が横腹から背中なかけて散りばめられている。
横腹に沿って散りばめられた青い光輪に囲まれた赤い点が特徴だろうか。
他の鱒族と比較して唇に注目して頂きたい、非常に大きく腹鰭の手前まで達しているのだ。
私はこのバタ臭い顔がおきにいりだ。

どれだけ眺めても飽きる事がないこの姿を。
黄昏が近づく、淡く美しい黄昏が近づいてくる。暮れる事がないこの黄昏の中を彷徨いたい。

2013年11月6日水曜日

暑い夏の記憶に残る一匹の渓流魚

これまで、実績があるポイントでことごとく反応がなかった。
時間だけが、無情にすぎていったような気がする。
ショウゴをまわって、最初のポイント。上流には一番大きな落ち込みを持ち、
絞りこまれたポイントだ。当然、流れはきつい。
通常より、重めの疑似餌をピックアップした。フラッシング効果を意識して
派手目の色をチョイスした。
アップにキャストする。底まで沈める。流れがあるので、リトリーブを早めにした。
竿先を伝わり、重みが確認した途端、合わせる。シングルフックであったが、しっかり
のってれた。小さかったが、活性が高いニジマスだ。

もしかしたら、この絞りの流れに渓流魚が密集しているのでは。。。
続けて、キャストする。得体の知れない影がワサワサを疑似餌をチェイスしてきた。
続けて、キャストする。気持ちゆっくり目に疑似餌を動かす。。。
同じ影がチェイスしてきた。そして咥えた。合わせる。竿に今までにない
重みを感じた。